独特の画風で人外百合を描いた漫画『毒百合乙女童話』を読んでほしいという話

 「生きるとは変わること」秋元康先生もそんなことを言っていた気がします。

ここ最近で生活に劇的な変化が生じました。生きていけるのでしょうか。

 関係ありませんが、この2行の文章で”生”という漢字が4回違う使われ方をしていますね。もっとも習得が難しい言語と言われる所以を感じました。

 

本日はヨシジマシウ先生の描いた漫画

『毒百合乙女童話』

が非常に面白かったのでそちらの感想、紹介になります。こんなに良い漫画を2年間も知らなかった私のディグの浅さを実感しています。猛省。

毒百合乙女童話

毒百合乙女童話

 

 【あらすじ】

可愛いだけじゃ物足りない!?毒のある可愛さがクセになる!!

サブカル界隈で人気のイラストレーター・漫画家「ヨシジマシウ」が描く、
SNSでも人気の『魔女狩りにあった女の子を魔女が助ける話』に加え、
『死神とナースの恋の話』『お世話ロボと引きこもりお嬢様の話』の2作品を収録。

描き下ろし60ページ以上!オールフルカラー“毒百合”コミック。

 

※公式より引用させていただいております。

 

 

 独特の画風と色遣いで描かれた本書。目に入った次の瞬間には、気付いたらレジに持っていっていました。『毒百合乙女童話』ってタイトル良いですよね。タイトルだけで目を引きます。この漫画がオールフルカラーなの本当に大正解だと思う。

 

 これは余談なのですが、タイトルでに目を引かれて本屋で手に取って「これ前もタイトルが目を引いて手にとったな…」ということを『潮騒の魔女』という本で何度かしています。潮騒って単語も良いですし魔女って単語も良いですよね。魔女が好き。

 

本作は

魔女狩りにあった女の子を魔女が助ける話』
『死神とナースの恋の話』

『お世話ロボと引きこもりお嬢様の話』

の3作で構成された漫画になっています。人外百合が好きと公言されているヨシジマシウ先生、その看板に偽りなしと言わんばかりの3作となっていました。好きな人が好きなものを好きなようにするのが1番良さが発揮されるというのを本書を読んで改めて実感しました。

 

 魔女狩りにあった女の子と魔女が同居生活をする話、死神とナースのいちゃいちゃ物語、少し古いお世話ロボットと外に出ることのできない呪いをかけられた引きこもりのお嬢様の話。

 どれも長年百合好きをしていたら見たことがあるような設定、展開になっているかもしれません。ですが、ヨシジマシウ先生独自の画風や表現がこの王道の物語の魅力を何倍にも膨れ上がらせています。

 王道だから面白いというのは当たり前ではないのです、王道を面白く描いているから凄いのです。

 

 本書は人外×人間だし魔女×少女のおねロリだし死神×ナースもあるし少女×ロボットもあるししかもちょっぴりえっちな要素もあるしなんでも飛び出してくるおもちゃ箱のような一冊になっています。色彩も鮮やかで内容だけでなく目でも楽しむことが出来る本書、ぜひ手に取ってほしいと思います。

 どの話が良かったとかではなく全てのページが全て良かったので紹介ブログなのですが内容をかいつまんで紹介することが出来なくて困っています。144ページ丸々全てが素晴らしかったです。

 

 表紙のカバーを外すと本編で出てきたアイテムの解説なども載ってて一冊で二度も三度も美味しい作りとなっています。

 表紙のカバーを外して何かないか確認する習慣っていつからついたんでしょうか。わたしは『ONE PIECE』のパンダマンや『キノの旅』の裏書きが最初に気にし始めたきっかけだったかなと思います。表紙を外すワクワク感も紙の本ならではの楽しみなのかなと思います。

 

ヨシジマシウ先生はこれ以外にも沢山イラストをpixivのほうに公開されているみたいですので気になった方はこちらのほうも是非。

pixivのほうには人魚やゾンビ、猟師と狐、お嬢様とドラゴンなど多種多様な人外百合が描かれており、これが一貫性から生まれる信頼感かと思いました。

www.pixiv.net

 

人生が落ち着いたらまたブログを更新しようと思います。

それではまたいつの日か会いましょう。

「社会人百合×星」を描いた読み切り作品「その日、ナイトデートなので。」を体感してほしいという話

 最近の悩みは本棚が足りなくなってきたこと、ゆりぼうです。

電子書籍で購入すればいつでも持ち運べるしかさばらないのでしょうけど本棚にビシッと本が並んでいるのを見るのが好きなんですよね。

ところで皆様の家の本棚はどのような順番で並んでいるでしょうか?

作者順に並べるか出版社順に並べるかはたまた五十音順に並べるか本のサイズで並べるかをずっと悩んでいます。本棚の配置を試行錯誤するのも紙の本ならではの楽しみ方ですね。

 

前置きが長くなってしまいましたが今回の記事は

コミック百合姫5月号に読み切り掲載されていた大沢やよい先生の

その日、ナイトデートなので。

という作品がとても面白かったのでそちらについての感想および紹介をしていこうと思います(多少ネタバレが含まれますのでお気を付けください)

 「その日、ナイトデートなので。」は省エネデザイナー×星のお姉さん社会人百合となっています。星が関わっている時点でなんかエモい気がします。

 宇宙ってだけで百合ですし、星ってだけで百合なんですよね。

 大沢やよい先生が描く社会人百合というだけで既に厚い信頼を寄せることが出来ます。これまでに幾度となく大沢やよい先生の描く社会人百合にやられた経験があるので。しかも44ページもあります。嬉しい。

 

本読み切りは、「観光業に勤めている、同世代の女の子ときゃっきゃしながら一緒に星を見ることを目標としている24歳の女、星野奈緒」「毎日仕事に追われ必要最低限の生活を日々送っている27歳のデザイナーの女、山田スピカ」の2人が村の広告を作ろうとするところから話が始まります。

 

毎日同じ日々を繰り返している山田を半ば強引に星を見に連れていく星野。

空気が読めすぎる女と空気が若干読めない女。

日常と非日常。

現実とロマンス。

 

その2つが徐々に混ざり合い、彼女の目の前には見たことのない景色が広がる。

 

見開きが欲しいところで見開きが挿入される漫画は等しく名作。

つまりこの読み切りは名作です。ここしかないというタイミングで挟まれる見開き、このページを見るためだけに購入する価値があります。

 

満天の星空の下で女と女が仰向けになりながらおしゃべりするシーン本当に大好き。寒空の下なのもとても良い。なんなんでしょうね、夜の寒空にいる女と女がとても好きなんですよね。

非日常に連れてこられて初めてを沢山教えてもらう山田。

星野にとって星を見ることは日常の出来事なのかもしれないが、同世代の女の子ときゃっきゃしながら一緒に星を見ることを目標の彼女も今夜は非日常の出来事なのかもしれない。

お互いの初めてを奪い合う2人じゃん。

 

もしかしたら山田にとっての一等星は星野なのかもしれない。

 

これまで空気を読み続け、無難な返事で会話をこなしていた山田が最後に見せる返事は破壊力大。終盤の怒涛の展開にわたしの体力ももう限界。44ページの破壊力じゃないよこれ。

 

星なんて地球のどこからでも無料で見れる、写真の星はフリー素材に見える。冒頭でそのようなことを思っていた山田の心境の変化が短いページ数でここまできっちりと描かれているの本当に凄い、大沢やよい先生は天才なんだと思う。

 

「星を見上げて、恋に落ちる」

 

 いつしか山田も星野と一緒に星を見に行くことが非日常ではなくて日常の1つに組み込まれていくのかな。

星について色々と勉強はするけど星野の解説を聴くのが好きでずっと説明を聞いてそうな山田、容易に想像がついてしまいますね。

2人の今後を想像するだけでワクワクが止まりませんね、2人の明日は明るいのだから。

 

 

大沢やよい先生と言えば先日完結した『ハロー、メランコリック!』もとても面白かったのでそちらもおススメです。思いやりにあふれたヤンキー女のことを見てくれ。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

『舞台邪神ちゃんドロップキック』が最高のエンターテインメントだったという話

 お久しぶりです、ゆりぼうです。

毎回お久しぶりですという挨拶からブログを書き始めている気がします。

 最近はトレーナーとして、ライスシャワーちゃんのことを見守ることを生業として人生を送っています。ウマ娘を育成するつもりで始めたのにわたしの中の夢女がどんどん育成されてしまっています。”王”という概念に弱いので女帝やら皇帝がいて平均台の上を歩いている気分になります。

 

 今回の記事は

舞台邪神ちゃんドロップキック

の配信を見たので、そちらの感想になります。

 

『舞台邪神ちゃんドロップキック』ですが、3月31日まで配信アーカイブ2500円で見ることができるので、邪神ちゃんのアニメや漫画を見たことがあったり少しでも興味がある人は全員見てください。3時間弱あります。2500円です(なんで?)

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2169510

 

 舞台邪神ちゃんドロップキック、正直なところ最初はあまり見るモチベーションもそこまで高くなく、「邪神ちゃんだから」「2500円だから」ただそれだけの理由で配信チケットを購入していました。

 ですが、舞台が始まったらそこには花園ゆりねの家があり、神保町があり、見慣れた邪神ちゃんの世界がそこにはありました。

 柴田柚巴さん演じる邪神ちゃんと樹亜美さん演じる花園ゆりねは、見た目もさることながら、しゃべり方や声色がわたしたちのイメージを損ねることなく、またアニメの物まねにもなっておらず舞台版としての”新たな邪神ちゃんドロップキック”を生み出してくれていました。本当に凄い。

 舞台は花園ゆりねが邪神ちゃんを召喚するところから始まる。アニメや原作と同じだね。もちろんこの一連のやりとりで邪神ちゃんがドロップキックをするシーンがあります。

 ワイヤーアクションを使ってドロップキックを再現するのかな?プロジェクションマッピングを使って再現するのかな?

否、この作品は邪神ちゃんドロップキックの舞台化です。

舞台袖から悪魔Aが登場し邪神ちゃんを担いでドロップキックしているように見せるのです。

改めて文章で書いてどういうこと?となっています。

 悪魔Aに抱えられながらこのポーズになってセリフを喋っているシーンが本当にシュールであまりに面白いがすぎる。

f:id:boss__lily:20210322013411p:plain

シーンが終わったらすぐに舞台袖にはけていく悪魔A。 悪魔Aにこのシーンでセリフがあるかと言ったらそういうわけではありません。完全に舞台装置の1つとなっており、真顔で邪神ちゃんのことを抱えているだけです。この発想は本当になかった。

 

 ”舞台”だからこそ出来る演出そして”邪神ちゃんドロップキック”だからこそ出来る演出、それぞれの強みが綺麗にかみ合って究極のエンターテインメントが生まれるの瞬間を目撃してしまいました。

 舞台版のドロップキックのシーンで完全に心を持っていかれてしまいました。もうここからの3時間はずっと楽しいしずっと面白い、何が起きても面白い。常に想像の斜め上をいく演出やセリフ、それにこたえるキャストの方々。開始10分で既にチケットのもとを取り返した気分になっているわたし。

 

 舞台は原作、アニメを忠実に再現しながらも程よい改変を加えながら進んでいきます。改変の仕方がアニメファンや原作ファンの心をくすぐるような非常に良い塩梅の改変でした。

 リエール様の登場のさせ方が特にお気に入りです。リエール様はガチャガチャのツチノコを邪神ちゃんに食べられます(どういうこと?)(この記事をここまで読んでくださっている方は邪神ちゃんが好きな方しかいないと思うのでこれで伝わると思う)(文章で伝える努力を放棄しないで)

 

 また、これでもかってくらいのシナリオが詰め込まれており10時間くらい観てたんじゃないかってくらいの濃密さと満足感がありました。原作、アニメファンのわたしが入れてほしいと思っていた話が沢山脚本に練りこまれており、全てにおいて満足感が高い舞台となっていました(ゆりねが熱を出す話とかコンタクトの話とか凌雲閣の話とかぽぽろんのライブの話とか)

 

 中盤くらいで展開が良い雰囲気になり、「そろそろ終わっちゃうのかな…もっと見たいな…」と思っていたら「台本はまだ30ページもありますの」と告げる邪神ちゃん。

 こういったメタフィクションを所々で挟んでくるのがたまらなく面白かったです。台本はまだ30ページ「も」と言うところが邪神ちゃんっぽさが表れていてとても良いなぁとなりました。

 

 舞台ならではの好きなセリフというと舞台も終盤になり、ぴのが登場したときのぽぽろんの「怪しい、こんな後半でいきなり現れてただ迎えに来ただけでは見せ場がなさすぎる」というセリフが好きでした。わたしも全く同じことを考えていたので。

 見ている人間が思っていることを言葉に出されたらそんなの笑うしかありません。実際この邪神ちゃんドロップキックの舞台はそういったセリフが随所にみられるため舞台としての要素や強みを最大限に活かした演出やセリフ回しになっているなと思いました。

 他にも好きなところはたくさんありますが、そんなことを言ったら最初から最後まですべてのシーンが好きなので書ききれません。氷ちゃん関係の場面は総じて好き。

 

 舞台のことを思い返しながら記事を書いていたらまた見たくなってきました。邪神ちゃんの舞台見たすぎて困りましたね……

 どうしよう、あまりに見た過ぎる……3月31日まで配信アーカイブ2500円で見ることができればいいのにな……3月31日まで配信アーカイブ2500円で見ることができれば何回でも見直せるのに……

 

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2169510

 

 最初は惰性で見ようとしていた『舞台邪神ちゃんドロップキック』

今となっては絶対に続編が製作されてほしいしなんなら現地に見に行きたいと思っています。そのためにも皆さんで配信チケットを購入しましょう。よろしくお願いします。

 

『舞台邪神ちゃんドロップキック』関係者すべてに最大級の感謝を込めて。

読者の原風景に寄り添う漫画『ゆうやけトリップ』を読んでほしい話

 お久しぶりです。ゆりぼうです。 月に4~5回程度更新が出来たらいいなと思っていたこのブログも気が付いたら前回の更新から1ヶ月以上の期間があいてしまいました。

 人生、難しいですね。生きていくことの難しさをひしひしと感じています。

 人生はとても大変。 書きたいことは山のようにあるのに文字を書くという行為に割くカロリーが自身の中に残されていないジレンマ。

 

 今回紹介させていただくのはタイトルにもある通り

3月1日に1巻が発売された

『ゆうやけトリップ』

という漫画になります

ゆうやけトリップ 1巻 (FUZコミックス)

ゆうやけトリップ 1巻 (FUZコミックス)

 

 ~あらすじ~

墓下トンネル、ループ階段、生首神社の鳥居――ふたりで歩けば、怖くない!

近頃、学校で噂される「ご町内心霊スポット」の取材を任されてしまった新聞部の茜は、放課後の教室に一人残っていた物静かな転校生の雨村さんに声をかける。
その日から、夕焼け色に染まった階段と坂の町を巡る「ふたりだけ」の特別な時間が始まった―。懐かしくて切ない、優しい世界の怪談漫画!

 

※あらすじは公式より引用させていただいております。

 

 表紙が綺麗という理由だけで手に取った本書でしたが、大当たりも大当たりでとても嬉しくなりました。こういうのがあるので本屋さんに行くのがやめられないですよね。

 表紙やタイトル買いで当たりを引いたときの「自分見る目あるじゃん」と誰に自慢するわけでもないのになんか偉くなった気分になるのが好き。中学生のころからなんも変わってない。

 

 『ゆうやけトリップ』は1話完結型で進行していきます。各話その町の心霊スポットに寄り道をする女の子2人のお話。ただそれだけです、それだけだから良いのです。

 この漫画の良さは、普通の漫画だったらカットしてしまうようなコマがふんだんに盛り込まれているところだと思います。全ての時間、所作、表情、風景、すべてがこの漫画を、2人の関係性を作り上げています。

 また、毎話キラーワードが組み込まれているため、ぐぉぉぉぉおぉとなります。この記事を読んでくれる方は本書を読んでいただけると信じているのでキラーワードについて多くは語りません。

 毎話バシっと2人の関係性を強固にする展開が含まれているのは間違いないです(おススメブログなのにそんなふわっとしてていいんですか?)

 

 水彩画のような独特のタッチで描かれた本書、この独特のタッチが作品の世界観や郷愁さ、温かさ、優しさ、そこはかとない懐かしさを助長しています。

 電子書籍での購入が主流となったこの時代ですがこの『ゆうやけトリップ』はぜひとも紙で購入してほしい1冊になっています。

 第4話「囁き声が聞こえる夕陽丘の空き地」

 という回はぜひとも紙媒体で読んでほしいです。カラーになっているんです。カラーなんです。カラーにすべき場所がカラーになっています、ここのシーンをカラーで描くのは天才の所業です。天才の所業を全員確認してほしいです。”秘密の共有”こんなんなんぼあってもいいですからね、大好き。

 怪談をモチーフにした漫画でこの展開をカラーでやるの大正解なんです。3話までで心霊の噂を検証し、学校新聞に掲載していたという展開全てがジャブになっていて4話で完全にやられます。購入して良かった『ゆうやけトリップ』という気持ちでいっぱい。絶対に読んでほしい。

 

https://comic-fuz.com/series/1861

上記のリンクより無料で4話まで読めるみたいですので気になった方はぜひ1話だけでも読んでいただけると幸いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

忙しい人生ですが、ブログが書けないほど忙しくはない人生です。

生きていたらまた次の更新でお会いしましょう。

SFが苦手だった私がSFを手に取るようになったお話

 こんにちは、ゆりぼうです。

早速ですが皆様はSFは好きでしょうか?

SF、サイエンス・フィクションとは空想的な世界を科学的仮想に基づいて描いた物語のことを指す言葉らしいです。カッコいいですね。

 

 今回の記事はSFが苦手だった私がSFを手に取るようになった経緯のお話です。

私もまだSF初心者で特に造詣が深いというわけではないですのでご了承ください。

 この記事を読んで「SFはちょっと…」と思っている方が少しでもSFを手に取るきっかけになれば幸いです。

 

【そもそも何故苦手だったのか】

 タイトルにもある通り、以前はSFに対して苦手意識がありました。皆さんも「人から勧められたら手は出すけど自分からはあまり手を出さないジャンル」というものがあると思います。私にとってその立ち位置にあるものがSFというジャンルでした。これは余談ですがカレーライスも私の中ではその立ち位置にあります。

 私がSFというコンテンツを触れるにあたって以下の理由が億劫になっている要素だと考えました。

 ・専門用語が飛び交いすぎて何をしているのか、何を言っているのかが分かりづらい

・シナリオがずっしりしているイメージがあり、気軽に見るのが難しい

・急にスケールがデカくなることが多く、展開に置いていかれてしまう

 大きく分けると大体この3つになると思います。

 特に1番上の要素が私をSFから遠ざける1番の要因となっていました。私は作品を追う上で、何が起きているのかなどはしっかりと理解したいという想いがあります。

 ですが、SFはやっていることも出てくる用語もなに1つとして理解できることがなく、気が付いたら次の場面に移っているということが何回もありました。登場人物が知らない事象に対し、知らない用語を使い、知らないことをして対処をしていたのでまるで頭に入ってきませんでした。

 もしかしたら己自身の無知を自覚したくないため、SFを無意識的に遠ざけていたのかもしれません。

 気軽に見るのが難しいという部分も1つ目の理由に通ずるものがあり、しっかりと見ておかないと置いていかれるという気持ちが、私に肩ひじを張らせてしまうため「今からSFを見るぞ」と頭を切り替え見る体制を作らないと見ることが出来ないと感じていたため後回しになりがちになっていました。

  3つ目の理由としてスケールの大きさがあります。これまで地球で物語が進んでいたのにページをめくったら急に宇宙空間で展開されていたり、出てくる数字が100や200ではなく数百万や億、それ以上の数字が出てくることが多く、あまりピンとこないことがありました。

 このスケールの大きさこそがSFの楽しい要素の1つだと後になって気が付きましたが、当時はあまりの飛躍のしかたについて行くことが出来ませんでした。デカい数字はワクワクしますし、未知の世界には面白さと恐怖の二面性があります。

 

 上記の3つの理由が私がSFというコンテンツに対して億劫な気持ちがある理由だと自分で推測をしました。

 苦手なものや得意じゃないものがあるときはこういった風に原因を列挙するようにしています。苦手の原因が分かるということは裏を返せばその苦手の原因の見かたを少し変えるだけで苦手意識が解消できるきっかけになることがあるからです。

 これまた余談なのですが、私がカレーライスが苦手な原因がカレールーの味の濃さでした。裏を返せばカレールーの量が少なければ白ご飯で味の濃さが中和されると考え、ルー少な目でカレーライスを食べるようにしてから、カレーライスが食べられるようになりました。

 先ほどから何故カレーライスで例え話をしているのかは自分でも分かりません。

 

【SFに対して歩み寄ることが出来たきっかけ】

 ここからが今回の記事の本題です。本題と言っても劇的な何かがあったわけではなく、ただ私の中に新しい考え方が生まれ、SFというものに対しての触れるハードルが下がったという話です。全ての事象に対してドラマチックなエピソードが付随しているわけではないんですよね。

その新しい考え方をくれたのがこの『バーナード嬢曰く。』というマンガです。

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)

 

 

バーナード嬢曰く。』1巻 6冊目【神林しおり曰く。・2】にてSF小説を読み、内容の理解が出来ずに嘆く町田さわ子に対して神林しおりはこう告げます

 「私がよくわからない時 同じ部分作者もわからないという説だ」

 このセリフを読み、私の中にあるSFというものに対してのとっつきにくさというものが一気に解消されました。作者自身もわからないかもしれないという前提は考えたこともなかったのでかなりハッとさせられました。もし作者がわからないのであれば素人である私はなおさらわかるわけはないのですから。

またこの回は

「よくわからないでも 物語の本質を損なわずに作品全体を理解するコトが可能な教養のラインを感覚で見極められるかどうか」

といったセリフで〆られています。

 多少わからない部分があったとしても面白いものは面白いですし、物語の本質を損なわずに作品全体の理解をするコトというのは、どちらかというと得意分野なのでこうなってしまえば完全にこちら側の領域です。

 難しい言葉が沢山並んでいて受け手側のこちらまでもが硬い頭になってしまっていたのだなと実感しました。もっとSFというものに対してラフな気持ちで臨んでもいいんだなとそう思えるようになってからSFというものが手に取りやすくなりました。

 苦手な分野を考え方ひとつで得意な分野に変えることこそがコンテンツを追っていくうえで大切なことのひとつなのかもしれません。

 これは余談なのですが、苦手なカレーライスに好物のチーズを乗せることにより、かなり美味しくカレーライスのことを食べられるようになったという経験があります。苦手だからと言ってカレーライスを遠ざけていたらチーズカレーの美味しさにも気付くことはありませんでした。ありがとうカレー屋さん。

 

  ここからいくつかSF初心者の百合オタクの私がおススメする百合SF作品を紹介しようと思ったのですが記事が想定の倍くらいの長さになってしまったのでまた次回の更新で紹介出来たらなと思います。

 

 以上が私がSFが苦手だった理由とSFを手に取るようになった理由です。もしかしたら「これじゃ手に取る理由にならないよ」とか「え、それだけ?」と思われる方もいるかもしれませんが、案外こんなもんなんですよね。きっかけは人それぞれ。私のきっかけはたまたまこれだったというだけです。

 これは私の備忘録なのだから。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。ゆりぼうでした。

サイエンス・ファンタジーが好きな人間は『忘れえぬ魔女の物語』を読んでほしいという話

毎度お世話になっております。ゆりぼうです。

 

今回は21年1月14日にGA文庫より発売された

『忘れえぬ魔女の物語』

を読みましたのでそちらの感想を。タイトルにもある通りサイエンス・ファンタジーが好きな人間はもれなく読んでほしいです。

忘れえぬ魔女の物語【電子特装版】 (GA文庫)
 

【あらすじ】

今年進学した高校の入学式が三回あったことを、選ばれなかった一日があることをわたしだけが憶えている。そんな壊れたレコードみたいに『今日』を繰り返す世界で……。
「相沢綾香さんっていうんだ。私、稲葉未散。よろしくね」
そう言って彼女は次の日も友達でいてくれた。生まれて初めての関係と、少しづつ縮まっていく距離に戸惑いつつも、静かに変化していく気持ち……。
「ねえ、今どんな気持ち? 」
「ドキドキしてる」
抑えきれない感情に気づいてしまった頃、とある出来事が起きて――。
恋も友情も知らなかった、そんなわたしと彼女の不器用な想いにまつわる、すこしフシギな物語。

 

※公式よりあらすじを引用させていただいております

 

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 ~ネタバレ要素をあまり含まない感想~

 

「魔女」という単語に惹かれ購入した本書。最近「魔女」という存在が好きということに気が付いた。

本書を開くと真っ先に目に入るのが女と女がキスをしているカラーイラストページ。女と女がキスをするシーンは健康に良い、こんなんなんぼあってもいいですからね。

 

 世界は何度も繰り返されている、『採用』をされた日が『昨日』になる。採用されなかった『昨日』はなかったことになる。そんな、なかったことになった『昨日』を忘れない少女、相沢綾香を軸にして物語は進んでいく。彼女はどんな些細なことでも忘れない。どんな古い記憶でも昨日の夕飯と同じ密度で思い出すことのできる。

例え『今日』友達になったとしても友達になることが出来なかった日が『採用』されてしまったら2人が友達だったという事実は世界には残らない、でも彼女、相沢綾香はそれを記憶している。

そんな世界で出会った2人、相沢綾香と稲葉未散は繰り返された入学式3回で3回とも知り合いとなる、そんなところから始まる本書。

 

 ここまでで12ページ。

 

序章だけで「今から百合をやります!」という気概をばちばちに感じた。ほんのわずかな情報だけで百合のオタクをここまでわくわくさせられるのはそれはもう才能。全幅の信頼を預けて読み始めていいのだなと身をゆだねることがすぐにできた。

 

 そこから描かれるのは1日平均で5回同じ日を繰り返すために体感75年生きている15歳の少女の悩みや彼女に訪れた『採用』したくない日にあらがおうとする姿である。ちなみにこの辺りから10歳の相沢綾香に一目ぼれした23歳のレズビアンの親戚が登場する。顔が良いし170㎝ある。背が高い女が出てくるとわたしは嬉しい。

 

 初めて出来た友達との距離感の測り方や家族との確執、過去の人間関係が築けそうだった話など好きな要素が満載でどんどんと展開されていく本書。

 多分作者は”悪い百合のオタク”。そう確信できるようなシーンがこの1冊にこれでもかというくらい収録されている。これは最上級の誉め言葉。私自身悪い百合のオタクの要素を持ち合わせている悪い百合のオタクの考える文章が大好物。

 もちろんハードな展開だけではなく甘い展開も用意されている。福利厚生がしっかりしているね。

 相沢綾香にとっては体感75年生きてきて初めて出来たお友達、しかし自身が何度も日々を繰り返してしまうという『呪い』を持っていること、過去に確執を生んでしまったという恐怖。様々な想いが錯綜しながらも描かれる愛は必見。

 

 そして何よりも観測してほしいのは2人のキスシーンである。300ページ以上の内容全てを前フリに使った最高で最強のキスシーン。来ると分かっていながらも、身構えながらもそんな防御がなすすべもなく崩れ去ってしまうほどの破壊力。完敗です。

 本書は相沢綾香視点で描かれている。全てを踏まえたうえで稲葉未散のことを最初から読み返すと面白いかもしれない。

 

 この1冊で完結かと思いきやすでに続巻の情報が出ている。しかも4月発売らしい。

この情報を見たときに「えっこの終わらせ方をして次の巻出るの?えっちしかすることなくない?」ってなった。でももしそういうことをすることになったとして何回も同じ日のえっちを繰り返す相沢綾香とんでもなくない?稲葉未散のあんな顔や声を昨日の夕飯と同じ密度で思い出すことのできるんだ……

稲葉未散「綾香、初めてなのに上手いね?」じゃん

忘れえぬ魔女の物語2 (GA文庫)

忘れえぬ魔女の物語2 (GA文庫)

  • 作者:宇佐楢春
  • 発売日: 2021/04/14
  • メディア: 文庫
 

 表紙可愛いね……

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。最後えっちの話で〆てしまったけど見たいものは見たいので仕方がないです。

 乱雑になってしまいましたが『忘れえぬ魔女の物語』の未読の方へ向けての紹介と感想でした。ここから下はネタバレを含んだ感想を少しばかり書いていきます。

 

それではまた次回もよろしくお願いします。ゆりぼうでした。

 

 

 

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 ~ネタバレ要素を含んだ感想~

 

【第1章】

 急に人が死ぬもんだからちょっとばかりビックリしてしまったってのが率直な感想。1章はもう少し相沢綾香と稲葉未散の何気ない日常のやりとりを見たかったな~と思ってしまった。

 ただ本書は登場人物も少なくなおかつ水瀬優香はこれまでずっと相沢綾香の唯一の頼れる人間だったため少ないページ数で水瀬優香の死に対する相沢綾香の失望感などが頭に入ってくるので展開自体はスッと入ってくるものになっていた。

 

【第2章】

 良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうことというのはよくある。相沢綾香は喜ばせようとして逆に相手の心をへし折ってしまう。この作品の設定だからこそ生まれるこの2人の関係性は非常に上手く、本書ならではだなと思った。

浜野アリアは相沢綾香にとって友達になることの出来なかった存在。

稲葉未散は相沢綾香にとっては友達になることが出来た存在。この両者の関係性を上手く用いた展開にはもうあっぱれ。未散をかばうためだけではなく自身の傷をぶつけてしまうところが体感で75年過ごしていても15歳の少女だなと思い返させる。とても良い。

 あとこれれは個人的な嗜好なのだがメンタルがやられて嘔吐する女のことが滅茶苦茶に好きなのでとても嬉しい気持ちになりました。

 第2章で好きな文章「梅雨入り七十二日目」

 

【第3章】

 数10ページ前に初対面を終えた2人が相沢綾香を取り合ってバチバチしてるのは1周目だと割と唐突感が否めない気がした。また相沢綾香視点でずっと書かれているため水瀬優香が思っていることをぶつけるシーンは少し怖さと悲しさを感じてしまう。

 しかしこの物語で面白いのは『採用』されなかったら2人の口論などなかったことになること、そして違う切り口で傷をえぐられてしまう可能性があること。そしてなにより面白いのが口論が発生しなかったときである。普通の小説なら口論などが起きたらそこが盛り上がりの部分になるのだが、この物語は、口論が行われなくても相沢綾香は相手がどのように思っているかを知ってしまうことが出来るため、仲睦まじい会話でもそこはかとない気持ちの悪さを演出できてしまうのである。

 水瀬優香が「君は子供」だと伝えるシーンがトップクラスに好き。75年生きていたとしても彼女は15歳までの期間しか知らない。まだ子供なのだ。知らない世界が沢山ある。

 3章、好きなところ沢山ある。

 未散を守るために高校生活の2年半、および体感12年半を捨てる覚悟を見せるシーン。未散のためならと行動する相沢綾香、4章への布石の敷き方が上手い。

 

【第4章~】

 3章まで読み切ったときときに「このままの感じで終わっていけば”普通に好き”くらいの作品だな~」と思っていたら開幕2行で未散が死ぬということを宣告される。いったん休憩しようとした手が止まってしまった。

 「百万日間可能世界半周」というタイトル狂おしく好き。4章、出てくる数字がどれも馬鹿でかくて興奮する。

 4章、キスの話しかできないくらいにはキスのインパクトがでかい。相沢綾香が100万回以上死ぬことを繰り返している原動力が『採用』されることのなかった1日のキスというのが非常にLove。3000年を支えているのがたった1秒の出来事なのが本当に本当に良い。

 最後のシーンで相沢綾香からキスをするシーン、これまで踏み込んでこなかった領域に自分から足を踏み入れた相沢綾香を見て思わず「おいおいおいおい!!!!!自分から行ったよ!!!これが見たかった!!!」となっていたらページをめくったら

「今度は、わたしから」

と書いてありその通りですそうですこれです負けましたありがとうございます。となった。最強。

 

 

 最後に気になった部分。時折出てくるネットスラングが少し気になってしまったのと、この展開をやりたいがために若干無理矢理感がある展開がいくつか見られたので展開に置いていかれてしまうということ。

 今後描かれるのかもしれないがもう少し稲葉未散や水瀬優香に対しての掘り下げがあったほうが4章の展開をより楽しめたのかなと感じた。とても1冊に収まりきるスケール感ではないので2~3冊分かけてから4章の展開を読みたかったのが正直なところ。

 ただそういった気になる部分を含めてもおつりが来てしまうようなラストの展開には圧倒されてしまった。

 読んで良かったと思える1冊でした。2巻も非常に楽しみです。

百合コンテンツとそれにまつわる楽曲の話

おはようございます。ゆりぼうです。

まずは百合マンガ紹介の記事にたくさんのアクセスありがとうございました。

これからも引き続きよろしくお願いします。

 

本日の内容ですが「百合コンテンツとそれにまつわる楽曲の話」です。

なんかタイトルが仰々しい感じになってしまいましたが、特に歴史の話をするわけでも現在の業界の流れなどの話をするわけでもないです。期待されていた方は申し訳ございません。

私がアニソンDJをかじったりかじってなかったりしているので百合のオタクっぽく選曲して使用した曲の好きなポイントを羅列していこうかな~といった趣旨のものです。

 

このブログの1番の目的は「「百合」というものの良さをさらに広めたい」ということです。そのために私が行える範囲のことや私の持っている知識をフルに使っていけたらなと思います。

 

下記のリンクが私が今回のブログのために新しく録ったMIXになります。大体40分程度になっておりますのでちょっとした作業のお供などにどうぞ。

また、先ほども書きましたが、曲のセトリとその曲に対する好きポイントをその下のほうにまとめていますのでそちらも併せて聴いていただけたら幸いです。

 

https://www.mixcloud.com/ゆりぼう/百合のオタクが百合のオタクっぽいことしたやつ/

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https://www.mixcloud.com/ゆりぼう/百合のオタクが百合のオタクっぽいことしたやつ/

 

①あの娘にドロップキック/邪神★ガールズ

☆ここ好き

邪神ちゃんドロップキック1期のOPとなっているこの曲、曲中にキャラクターのセリフや掛け合いが非常に多くこの曲を聴くだけで邪神ちゃんの内容が全て分かるような曲。になってる。一緒生きていこう!!で〆られるこの曲が最強。

またサビのバスの音に合わせて花園ゆりねが邪神ちゃんをぼこぼこにするのは音MADを見ているようで気持ちが良くて好き。

 

イシュカン・コミュニケーション/ちょろゴンず

 ☆ここ好き

 小林さんちのメイドラゴンED曲。人間より長い時間を生きているドラゴンが「永遠なんかより尊い時間 過去も未来もどうだっていい」「ここにいるヒトが、ここにある日々が大好き」と種族が違う話をやるうえで私の好きなテーマのツボを的確についた歌詞にやられる。

ちなみに邪神ちゃんと異種間百合ということで関連性を持たせて続けて流していたりする。

 

③HAPPY!! ストレンジフレンズ/ソフィー・トワイライト(CV.富田美憂)、天野灯(CV.篠原侑)、夏木ひなた(CV.Lynn)、エリー(CV.和氣あず未)

☆ここ好き

 となりの吸血鬼さんED曲。

「一番に言いたいの「おはよう」って」という歌詞を最初に聴いた時の「うわっやられた!」感が物凄かった記憶があります。360年生きている吸血鬼がそういった挨拶を大切にしているの本当にLoveです。家にいるときの雰囲気や夜の寝る前の雰囲気のような優しい曲調なのがかなりツボ。

話が少しずれますがとなりの吸血鬼さん、何故か主人公たちの女子クラスメイトの2人によるデュエットキャラクターソングだけが発売している。

ちなみにこれも異種間百合の流れである。

 

④スクールはいたっち!/とりぷる♣ふぃーりんぐ

☆ここ好き

三者三葉最終回の挿入歌にもなっている曲。

サビの歌詞に「絶対楽しくなる 保証ないけど多分なる!」っていう部分があるのですが、アニソンの歌詞の中で1番好きな歌詞かもしれないってくらい好きな歌詞。

 私のが日常アニメを好きな理由がここに全て詰まってる。時間も場所も関係ない、いつものみんながいるだけでそこがいつだって楽しいって確信できるんですよ。

聴いているだけで3人が走って学校に向かってる情景が容易に浮かんでくる最高の1曲。

 

⑤夏咲き恋花火/棗(CV.諏訪彩花)、蓮(CV.久保田梨沙)

☆ここ好き

 このはな奇譚4話~6話のED曲。

聴いてるこっちが恥ずかしくなってるくらいの直球ラブソング。

恋愛の王道を詰め込んで4分にまとめたら出来上がるのが多分この曲。面白いレズビアンがこういう曲を歌ってるのでさらに面白くてとても大好きな1曲(とても褒めています)

 

⑥Shiny Ray/YURiKA

☆ここ好き

 リトルウィッチアカデミア前期OP曲。

1サビに入る前の「魔法掛けて踊りだす」という部分、かつてカガリアツコがシャイニィシャリオのショーを見たときに感じたワクワク感を彷彿とさせるような高揚感がある。そしてそこから始まる疾走感のあるサビ、まさしくリトルウィッチアカデミアのオープニングテーマにふさわしい曲。

ちょっとやそっとのことじゃ折れることのないアッコそのものを表した曲となってる。

 

⑦月を追う真夜中/藍井エイル

☆ここ好き

 グランベルムOP曲。

藍井エイル氏曰く「大事な人と一緒に紡いできた、たくさんの大切な思い出は何者にも壊せない」と言うテーマで歌詞が書かれている曲。まさしくその通り、全員グランベルムを見てこの曲を聴きなおして失神してほしい。真夜中が近付いても月は光り続けるという比喩表現を公式がこう大々的にお出し出されたらもうオタクはまいりましたと降参するしかないです。話の展開に負けないくらい疾走感と力強さにあふれた1曲。

魔力を使う女の子たちの話でリトルウィッチアカデミアと関連性を持たせての流れですが内容の雰囲気は全然違った感じなのちょっと面白いですね。

 

Lostorage/井口裕香

☆ここ好き

Lostorage incited WIXOSS OP曲

疾走感が溜まらない曲。1期2期のWIXOSSのOPをリスペクトした作りになっている感じがして好き。森川千夏がこの曲を歌ってるのほんまか?となるし歌詞が滅茶苦茶に本編の2人のことを歌っているのでお前それもっと早く相手に……!ってなる。

グランベルムの流れで引き続きこちらも女の子たちが闘う話

 

⑨HYBRID/Ray[エリザ(CV.花澤香菜)、クロエ(CV.南條愛乃)、あんじぇ(CV.雨宮夕夏)、カミラ(CV.上坂すみれ)、ユズリハ(CV.佐倉綾音)]

☆ここ好き

Lapis Re:LiGHTs12話挿入歌。

伝説的ユニットRayの曲、5人の個性がぶつかりそして見事に混ざり合っている。そしてそのパワーをヒゲドライバーとTAKU INOUEのサウンドがさらに力強くしている。

サビ前の盛り上がりの勢いがそのままサビで最高最強最上に突き抜けていくのは爽快。

 

⑩咲いては乱れ散るまで/蓮見レイン(CV:大西沙織)レディー・J(CV:浅倉杏美

☆ここ好き

 VALKYRIE DRIVE -MERMAID-のキャラクターソング。

 全人類が大好きレディ・レディのキャラクターソング、キャラクターソングの歌詞で「あぁ、この2人は何回も性行為をしているんだな……」ってのがもろに伝わってくるのこれなに?でもそれゆえの2人の絆、力なんですよね。性行為をして強くなる女と女は最強。

 

Stella-rium/鹿乃

☆ここ好き

放課後のプレアデスOP曲

 Stella-riumではそらのことを「宇宙」と表記しているのですがEDのここから、かなたからでは”そら”と表記されているのが好きなんですよね。耳で聴くだけじゃ分からないけどこの違いが本当に大切だし好き。未完成のままでいい。わたしよわたしになれ!放課後のプレアデスはまさしくこれ

 

Serendipity/ZAQ

☆ここ好き

フリップフラッパーズOP曲

 ZAQ氏が作る開幕数秒で全てを持っていく曲の1つ。「偶然世界が形を変えたとしてもあなたがいればなんにでもなれる気がした」不思議な世界を冒険するお話としてはこれ以上ないような歌詞。

放課後のプレアデスからの変身ヒロイン、SF作品の流れ。

 

⑬LoSe±CoNtRoL/七転福音(CV.福沙奈恵)、クラリオン(CV.沼倉愛美)

☆ここ好き

 紅殻のパンドラED曲。

アニメのEDでは毎回Aメロの部分で福音とクラリオンのラジオ風の掛け合いが挟まれていてEDまでずっと楽しめる曲、作品だった。あと紅殻のパンドラは原作もアニメもSDキャラが物凄く可愛いのでEDが終始SDキャラで描かれていてかなり好き。曲の後半で福音とクラリオンのこれでもかっていうくらいの掛け合いが本当に大好き。

ちなみにこれも上記の流れを引き継いでいる、あとZAQ氏がこの曲を手掛けてもいる。こういう曲を作らせたらZAQ氏の右に出るものはいないんじゃないかって思う。

 

⑭Dream with You/上原歩夢 (大西亜玖璃)

☆ここ好き

 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会1話挿入歌。

アニメ1話でこれお出しされたの凄くない…?1話のステージが不思議の国のアリスがモチーフになってるのが非常に良い。上原歩夢は夢の中にいるんだ。タイトルのDream with YouのYが大文字になっているのもLove。とにかく歌詞も高咲侑さんへのラブソング。このときの歩夢は侑しか見てないし歩夢も侑のことしか見てない。

 

⑮約束タワー/スタァライト九九組

☆ここ好き

 スタァライト九九組5thシングル。

耳にスッと入ってくる優しいサウンドで聴いてて心地よくノることが出来る曲。ハモりもとても気持ちが良くて曲としての完成度がピカイチの曲。

アニメ放送終了後にリリースされた約束タワー、まさしく次の場所を目指す曲といえる。

 前の曲とは幼馴染の約束繋がりだったりする。

 

⑯陽だまりロードナイト/Roselia

☆ここ好き

 Roseliaが歌うバンドリ!ガールズバンドパーティ!挿入歌。

今井リサがどれだけRoseliaにとって必要な存在なのかが描かれてるイベントで作られた曲。「あなたがいれば怖くないよ」という歌詞の後に呼応するようにベースの音が入ってくるのが楽器の演奏で会話している感じがして非常に好き。

ちなみにここも幼馴染。

 

⑰Sacred world/RAISE A SUILEN

☆ここ好き

 アサルトリリィOUQUEBT OP曲。

 サビ前に溜めて溜めて溜めて一気に勢いを爆発させるので最高にぶちあがってしまう曲。藤田淳平氏のサウンドとRaycell氏の歌唱力が化学反応を起こしている。アニメ映像もサビから戦う女の子が沢山出てきてとても脳に良い。

 

⑱君に会えた日/安達としまむら(CV:鬼頭明里伊藤美来)

☆ここ好き

安達としまむらED曲。

 しまむらが「この世界で君に会えた日から輝き始めてる」って歌ってるの良くないですか…?良いですよね……

「そっと手を繋いだ」という歌詞でこの曲が〆られるのも本当に良くてこれからも2人はこの世界で一緒に進んでいくんだというのが分かるので。このままだと勢いに任せてネタバレまで書いてしまいそうなのでアニメ以降の安達としまむらの関係が気になる方は4巻から購入されるとアニメの続きから読むことが出来ますので是非(唐突な宣伝)

 

⑲hectopascal/小糸侑(CV:高田憂希)、七海燈子(CV:寿美菜子)

☆ここ好き

 やがて君になるED曲。

中村彼方さんの作詞天才定期。やがて君になる要約したらこれになるんじゃないだろうかってくらい綺麗にまとまっている。「君の剝き出しのココロ 守ってあげたくて触れられず」って部分が狂おしく好き。

 

⑳FLY two BLUE/大空遥(CV:優木かな)、比嘉かなた(CV:宮下早紀)

☆ここ好き

 はるかなレシーブOP曲。

 夏の沖縄の海の情景が自然に浮かんでくる爽やかなサウンド、映像ともマッチしていてOP映像だけでお金が取れる。タイトルがFLY「two」BLUEなのが凄い大好き。1人じゃ無理でも2人ならはるかな空へ飛んでいける。

 

㉑雨だれの歌/チト(CV.水瀬いのり)、ユーリ(CV.久保ユリカ)

☆ここ好き

 少女終末旅行5話挿入歌。

2人の歌声と水の音と缶の音だけで構成されておりあまりに心地が良すぎる曲。原作マンガの雨だれの歌の部分を読んでアニメだとどうなるんだろう~って思っていたらこの曲がお出しされて私の完敗です。原作最終巻を読んでからこの歌の歌詞を聴きなおすとなかなかにくるものがあるので読んでない人はぜひ原作を読んでほしいという気持ちがあります。

 

㉒Army Of Two/キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)

☆ここ好き

キャロル&チューズデイ13話挿入歌。

 何者も2人の進軍を止めることが出来ない。アニメ2クール目に突入してからの曲。孤独だった少女2人が孤独じゃなくなり1つになったという変化が分かる曲。キャロル&チューズデイの曲ほとんどに言えるのだがアコースティックギターとキーボードと2人の歌声でなおかつ歌詞が英語なので余分な要素がほとんどなく非常に聴きやすい。

 

㉓Songbirds/Homecomings

☆ここ好き

リズと青い鳥主題歌。

リズと青い鳥の本編にあまりに衝撃を受けて最後にどんな曲が流れてたのか記憶がなくなってしまい即座にサントラを買い聴いたのがこの曲。「夏の初めに燃やした日記帳から逃げ出した幽霊たち」という表現の仕方がとてもとても好き。

 

ハッピーアイスクリーム!/チーム フォルトゥーナ

☆ここ好き

ろんぐらいだぁす!ED曲。

 サイクリングしてるときに流れてそうなサウンドって感じがして好き(抽象的感想)

相当上のほうで前述していますが「みんなといるといつでも楽しくて」こういう歌詞が好き、私が日常系作品が好きな理由。

アニメのEDだとラスサビに飛んで「大好きだから ろんぐらいだぁす」の部分が使われていてかなり好き。

リズと青い鳥といえば「ハッピーアイスクリーム」だったのでこの流れにしてみました。

 

㉕大切を数えよう/一柳隊

☆ここ好き

 舞台 アサルトリリィの曲

 この曲単体でも非常に強い仕上がりになってるんですけどこの曲は舞台を見て舞台版を聴いてほしいです。キャストのみんなが出てきてこの曲をエンディングで歌い始めるので……。みんなにとって何が大切だったのかを考えましょう。そして大切を数えましょう。

 

㉖Virtual to LIVE/にじさんじ

☆ここ好き

にじさんじオリジナルソング

ボーカロイド黎明期からインターネットの音楽を手掛けていたkz氏が令和のインターネットを代表するコンテンツの作曲しているという時点でこの曲のエモーショナルポイントが高いです。歌詞もエモーショナルポイントが多すぎて書ききれないくらいです。どうしようもなく今を生きているんです。

もしインターネットの最終回が来たときはED曲はkz氏に作ってほしいと思います。

 

㉗Melody Ring/f*f

☆ここ好き

バトルガールハイスクールED曲

こちらもkz節満載の曲となっています。

f*fの煌上花音と国枝詩穂は2人でアイドルをやっているんですけどお互いが1番の理想の人であり1番の思い出は相手に救われたことと相手に誘われたことなので何をお出しされてもとにかく最強!となってしまいます。

2番の歌詞に「嘆き」という単語と「祈り」という単語が入っているのですがバトルガールハイスクールのゲームにこの2人の「嘆き」というカードと「祈り」というカードが存在していたのでファンとして嬉しい演出でした。

 

㉘Awakening Promise/上原歩夢 (大西亜玖璃)

☆ここ好き

 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会12話挿入歌

1番好きなポイント言っていい?サビで上原歩夢さんのことを音符が囲んでいるところ。音楽科に転科することを決めた高咲侑さんといつでも一緒という気持ちを感じる。

あとこれも1番好きなポイントなんですけどDream with Youで「優しい風が 私を包むからAh あったかいね溢れて もう とめどない思い明日へ 繋いで… 繋いで…」と歌っていたのがAwakening Promiseでは「昨日とは違う風が心を締めつけるけど(ずっと)
思いは繋がってるから」に変わっているのがほ~~~~~~~~~~~~~~~んとに好き。Make a promiseからAwakening Promiseになるのも好き。目覚める約束。夢から覚めたな上原歩夢。

「きっかけを与える」カップリングのことが好きなので1クールアニメで2曲も供給されたゆうぽむというカップリングマジでなに?溺れる。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 音楽の力って改めて凄いなと感じました。

作品の良さを10倍にも100倍にもしてくれる欠かせない大切な要素というのを実感します。

ブログを開設してからマンガの紹介やMIXを録るという時間がかかることを記事にして今後ネタがなくなるんじゃないか、今後記事のレベルが下がるんではないかと危惧する気持ちも2割くらいはあります。

ですが、私のブログに対するモチベーションがいつまで続くか。そしてなにより、私がいつ死ぬか分からない。それなら書けるうちに書けるものを書いていこうと思った次第です。

 

それでは生きていたらまた会いましょう。ゆりぼうでした。